従来の鋼鉄製の重ね板ばねに代わり、空気ばねに車体荷重を担わせ、ラジアス ロッドで車軸を車体に懸架し、悪路でも、また荷重の空積に関わらず乗用車並みに良好な乗り心地を達成した我が国初のエアサスペンションバスの市販第1号車である。 前軸にはトレーリングビーム式サスペンションを採用し実効ばね常数を下げることに成功した。 開発に当たっては鉄道研究所との共同研究の形をとり、車体側の製作は全面的に富士重工業の協力を仰いだ。またエアベ ローズ、レベリングバルブ並びにダンパーなどの機能部品メー カーとの連携により純国産のエアサスペンションバスが完成し た。以後他の大型車メーカー3社もこれに追随し、2年後には4 社全部からもエアサス車が発売され、観光バスに急速に普及し して行った。 以上のようにこの車はバスの乗り心地に画期的進化をもたらすきっかけとなった記念すべき名車である。 |